沖縄県食育シンポジウム 開催のお知らせ
沖縄県食育シンポジウム 食育でちゃ〜がんじゅ〜
かつての長寿全国一を支えた食文化を基に、沖縄県ならではの特色ある 食育活動を実践し、沖縄県がふたたび健康長寿全国一になるために
日時:2019年3月24日(日)13:00-15:30
会場:国立劇場おきなわ ※那覇空港より車で約20分
参加費:日本食育協会食育指導士 900円 / 一般 1,000円
おばぁから学ぶ健康の智恵
沖縄県食育シンポジウム 食育でちゃ〜がんじゅ〜
かつての長寿全国一を支えた食文化を基に、沖縄県ならではの特色ある 食育活動を実践し、沖縄県がふたたび健康長寿全国一になるために
日時:2019年3月24日(日)13:00-15:30
会場:国立劇場おきなわ ※那覇空港より車で約20分
参加費:日本食育協会食育指導士 900円 / 一般 1,000円
これぞ正しく琉球スーパーフードの王たるに相応しい食品といっても過言ではない。クーガ芋は琉球王の侍医(御典医)であった渡嘉敷親雲上(ペーちん)翁の記された「御膳本草」(1832年)にあるように、古くから沖縄で栽培されていた山芋族に属する自然薯の一種で、知る人には知られていた。栽培適地は島尻マージのため、全島隈無く栽培されてはいなかったと思われる。
われわれが注目しているのは、主成分のジオスゲニンの含有量が他の山芋類とは比較にならないほど大量に含まれている事である。ジオスゲニンは、アンチエイジングホルモンとして注目されているDHEA類似の食物ステロールで、男性ホルモン、女性ホルモンの前駆物質であり、《マザーホルモン》とか《若返りのホルモン》とも呼ばれている。DHEAの効果に関する研究は最近海外も含め数多く見られるようになってきた。その中で特に注目されるのは、アルツハイマー型認知症、高血圧、肥満、糖尿病、筋肉低下(フレイル)予防など、今沖縄が直面する多くの健康上の課題に対して、「食」としての効果が大きく期待されることである。関係研究機関での一層の研究成果に期待しながら、このクーガ芋が《長寿県沖縄》を取り戻す食材としても広く活用されることを望む。
タイトル:世界一の長寿村に学ぶ 「早死に」しない健康習慣
監修:平良一彦
定価:1,260円
世界一平均寿命が長い沖縄県大宜味村を徹底取材! 100歳でも70代に見える「健康長寿」を手に入れる秘訣とは?
12月5日(水)18:00〜20:30 パレット市民劇場にて株式会社国際旅行社 50年基調講演会が開かれ、平良一彦が「長寿の聖地 琉球の復興をめざす」をテーマに講演致します。
やんばるヘルスプロジェクト 代表
琉球大学名誉教授 平良 一彦
やんばる寿科学研究プロジェクトでは社会医学、保健学、栄養学、看護学、社会学、心理学的視点から沖縄の長寿要因に関する総合的長期追跡研究を進めております。